一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

崎陽軒のシウマイのお伴「ひょうちゃん」をリメイクしてみたよ

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画像:「崎陽軒」ホームページより。昔ながらのシウマイ(15個入り・税込620円)。6個入り、30個入りもあります。

http://www.kiyoken.com/products/shiumai/mukashi.html

 

 

 

 

 

横浜名物といえば崎陽軒のシウマイ

 

崎陽軒のシューマイ、ご存知でしょうか。

わたしは、東京に出てくるまで知りませんでした。

 

おっと、シューマイと書いてしまいましたが「シウマイ」が正式ですね。

 

昭和3年から作られている、横浜名物だそうです。

崎陽軒自体は明治41年創業。来年で創業110年!)

 

どうやら、シウマイはその昭和3年からレシピを変えていないらしく、原材料もいたって素朴です。

 

買い物をするときつい原材料表示を見てしまうわたしは、その点に「へええ」となって買ったのが最初でした。

「名物にうまいものなし」なんて言いますが、崎陽軒のシウマイはおいしくて驚きました。

 

 

シウマイがおいしいだけじゃなくて……

 

東京駅ではポケットシウマイという6個入りのかわいいサイズも売られていて、出張や旅行のときによくお世話になりました。

 

また「ひょうちゃん」という陶器製の醤油さしにも目を奪われました。

(という人は多いでしょう)

ひょうたん型で、いろんな表情が描かれているのです。

 

あっ、6個入りだとひょうちゃんはついてきません。

税込300円にそこまで求めるのは酷と言うものでしょう。

ぜひ、15個入り、30個入りでひょうちゃんと対面してください。

 

 

 

歴史ある「ひょうちゃん」

 

このひょうちゃんは、昭和30年に漫画家の横山隆一さんが描かれたものが初代だそう。

横山さんは、まんが『フクちゃん』の作者です。

いろは48文字になぞらえて、48の表情のふくちゃんがあり、当時は「ひょうちゃん全国漫遊記」というしおりとともに人気を集めたそうです。

 

その後、イラストレーターの原田治さん(あのオサムグッズのイラストで有名)の絵に変わり、さらに現行では横山さんのひょうちゃんが再登板しているそうです。

 

ときどき、期間限定のひょうちゃんが出たり、平成27年にはひょうちゃん還暦記念で金色&赤色の限定ひょうちゃんも出たようです。

 

多くの人に愛されているひょうちゃん、収集している人も多いんじゃないでしょうか。

 

 

捨てられない「ひょうちゃん」をリメイク

 

移住してからは、東京に行くと必ず崎陽軒のシウマイを買って帰ります。そんなわけで、ひょうちゃんを捨てるにしのびなく、こんなものを作ってみました。

 

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ひょうちゃんマグネットです。

 

作り方は簡単で、粘着テープ付きのマグネットシートを切って貼っただけです。

 

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ただのマグネットではなく

 

これ、わたしはこんなふうに活用しています。

 

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竹や木のカトラリーを乾かすとき、「まくら」として使っています。

前はワインのコルク栓を使っていたのですが、コルクは軽いので動いてしまって使い勝手がいまひとつでした。

そこで、ひょうちゃんを起用。

 

適度な重さがあって、なかなかいい仕事をしてくれます。

見た目にもなごめますしね。

 

少し高さがあるけれど、箸置きにしてもいいかもしれません。

 

 

 

一度は行ってみたい崎陽軒の工場見学

 

崎陽軒は、工場見学も受け付けています。

 

崎陽軒の工場見学

 

3カ月前から受け付けているようですが、人気があってすぐに定員になってしまうとか。

見学は「シウマイ」のラインと「弁当」のラインを見ることができます。

また見学だけではなく、工場でできたてのアツアツを、電車を模したプチミュージアムショップで食べられるそうで、遊び心のある工場見学ができそうです。

 

わたしも一度、家族と行ってみたいな。

 

それまでは、このマグネットひょうちゃんを眺めながら台所仕事に精を出すとしましょう。