一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

天然きのこの卵とじ 2017.9.30

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朝ごはん

・塩おにぎり

・煎茶

 

 

 

昼ごはん

モスバーガーにて

・エビカツバーガー(菜摘)

・ポテトS

・ジンジャーエール

 

 

 

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夕ごはん

長野市「いろり」にて

・天然きのこの煮物、きんぴら

・スモークチキンとアボカドのサラダ

・豚肉と舞茸の鍋

・舞茸、鮭白子、はさみれんこんの天ぷら

・天然きのこ10種の卵とじ

・そば

・生しぼりかぼすソーダ

 

 

……今日はわたしだけ、終日長野市へ。

 

双子さんを保育園に預けるため、お弁当を作りました。

お弁当は「塩おにぎり2個、おかかおにぎり2個、ウインナー、かぼちゃサラダ、ぶどう」とシンプルに。

かぼちゃサラダは不評だったようで残していましたが、あとはきれいに食べていました。

 

 

夜は懇親会があり、山菜や天然きのこが名物のお店へ連れて行ってもらいました。

お店こそ古いですが店主はお若くて、でも自分できのこを採りに山へ出かけているそうです。

 

ちなみに今年は、9月に雨が少なかったのできのこの出足は遅め。

(きのこトリビア1:きのこはお湿りがないと生えない)

先日雨が降ったから、これから本格的にニョキニョキ生えてくるでしょう、というのが大方の予測です。

 

出席者の中に、松茸山を持っている親戚がいる人がおり、話が盛り上がっていました。

 

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写真:無料写真素材サイトで発見。「信州上田の松茸」となっていてちょうどよかったです。真田や別紙あたりの産かしら?

 

帰宅してその話を夫にすると、松茸話がぞろぞろ出てきてびっくり。

移住して1年半ですが、さすが溶け込んでいる男は違う。

 

青木でも、松茸山の権利を入札で手に入れることができるんですが、松茸がどこに生えているかは、前の持ち主は教えてくれないそうです。

山の手入れ、急斜面を上り下りして松茸を収穫する労力を考えると、宝の山を手に入れるのはなかなかに大変。

(きのこトリビア2:きのこが生えやすいのは急斜面。きのこ狩りは体力勝負かつ命がけです)

 

さらに、下手すると子どもにすら教えない親もいるそうで、うっかり親がポックリ逝ってしまうと松茸のありかは永遠にわからない……ということもあるとかないとか。

 

ここいらでは松茸をはじめ天然きのこは身近な存在ですが、それでも松茸となると別格なのか、誰でも弁舌滑らか、大いに盛り上がります。

 

閑話休題。

鍋と天ぷらの舞茸は栽培ものでしたが、すごく大きくて肉厚、香りも濃かったです。

鍋は、掬っても掬っても舞茸が出てくるという贅沢さ。

 

特筆すべきは卵とじ。

いろんな天然きのこがミックスされていて、味が濃かったです。

うっかり鍋でおなかを膨らませてしまったわたしは、1杯しか食べられず……。

 

このお店は、珍しく生しぼりかぼすサワーというドリンクがあり、かぼすの名産地・大分県出身のわたしは黙っちゃおれません。

残念ながら車だったのでお酒はNGということで、アルコール抜きで作ってもらったところ、後続者がぞろぞろ。

好評でよかった、とかぼす県出身者はそっと胸をなでおろしたのでした。

 

夜に出歩くことは激減しましたが、ときどきこんな風に機会があるとやっぱり楽しいですね。

しかしこちらはクルマ社会、外でアルコールを飲むためには、公共交通機関を使うか代行を呼ぶ覚悟がないと無理なのが難点です……。

 

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。