一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

鮭とほたてと春雨の中華煮 2017.11.8

今日の一皿

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鮭とほたてと春雨の中華煮

 

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朝ごはん

・卵おじや

・栗の渋皮煮

・ほうじ茶

 

 

 

昼ごはん

茅野「傍(katawara)」にて

・ローストビーフ小どんぶりそばセット

 

 

 

 

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夕ごはん

・ごはん

・鮭とほたてと春雨の中華煮

・油揚げの袋焼き(納豆、昆布、かつおぶし)

・焼きかぼちゃのマヨネーズかけ(おとといの残り)

・野沢菜漬け

 

 

……今日は用事で茅野へ。

 

用事のあと、友人Cさんとお昼を食べました。

連れて行ってもらったのが、おいしいおそばを食べさせてくれる「傍(katawara)」というお店。

 

土蔵の横に平屋の建物があり、古く素朴な雰囲気とモダンさが融合したすてきなお店です。

 

このセットは、もりそばは白と黒の2種出てきて、つけ汁も2種類あります。

薬味に長ねぎとわさびがあるのは定番ですが、さらに「かぼす胡椒」がついていてびっくり。

思わず「大分の方ですか?」と聞いてしまいました。

(「そうではないんですが、好きなんです」とのうれしい答えが)

 

ローストビーフどんぶりは、ごはんに柴漬けのようなものが刻み入れてあり、あとはしその実の漬物、天かすが入っていて、と小技がきいています。

上には生わさびが。

ローストビーフ丼というとがっつりメニューというイメージがありますが、こんなふうに仕立てるとまた違った趣がありますねー。

勉強になります。

 

それにしても天かすって、いい仕事するなー。

 

Cさん、すてきなお店に連れて行ってくれてありがとう!

 

 

夜は、温かくて汁気のあるもの……というイメージで組み立てました。

 

中華煮はごく簡単です。

土鍋の中に「白菜の茎、戻した春雨、白菜の葉、生鮭、ほたて」と重ねていき、「とりがらスープ、水、酒、白たまり、塩、ごま油」を注いでふたをして火にかけるだけ。

いわゆる重ね煮的な作り方です。

 

すごくおいしかったです!

春雨は相変わらず子どもたちに人気です。

 

油揚げの袋は、油揚げを2等分してそれぞれ袋状に開き(破らないように注意!)、具をつめて楊枝で縫うように留めてグリルで焼きました。

中身は「納豆、細く切った昆布、かつおぶし、醤油」を混ぜたもの。

昆布は、昨日の豚しゃぶでだしとして使ったものです。

 

油揚げの袋は、もうちょっと汁気が欲しかったです。

わたし的には王道は「もち、鶏肉、れんこん」でしょうか。

ぎんなんを入れてもいいなぁ。

しかしそれだと、焼くのではなく煮たくなりますね。

煮るんだと、生卵をそっと割り入れて甘辛く煮る……というのも捨てがたい。

 

焼くなら、ブルーチーズ入り、ですかね。

りんごなどの果物を一緒に入れてもよさそう。

おっと、白ワインの栓を抜きたくなっちゃいますよ。

 

ああ、油揚げの袋には夢がありますよ。

これからも研究を続けます。

 

野沢菜漬けは生活クラブのもので、今の時期にしか出ないものです。

本当は、野沢菜漬けは自家製を樽から出して30分以内に食べるもの、なんだそうです。

だから、遠方に住む子どもにも送らず「食べたかったら来なさい」という方もいらっしゃるとか。

うちもいずれ漬けてみたいなぁ。

 

信州に住むようになって、こちらの漬物文化の豊かさに驚いています。

昔ながらの漬物を食べているから、長野県は長寿の方が多いのかもしれませんね。

そうそう、例の大株のセロリもみなさんお漬物にしているそうですよ。

 

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。