一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

いとしの香港家庭料理 2017.6.20

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朝ごはん

・ごはん

・みそ汁(グリーンボール、油揚げ)

かつおたたきのヅケ

・朝ごはんセット

・ほうじ茶

 

 

 

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昼ごはん

・素ラーメン

・水餃子&ゆでグリーンボール

・アスパラガスと新玉ねぎのフリッタータ(昨日の残り)

・冷やごはん(朝の残り)

 

 

 

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夕ごはん

・ごはん

・我流「咸魚蒸肉餅(ハムユイツォンヨッペン)」

・春雨とえびの和え物

・ゆでブロッコリー オイスターソースがけ

 

 

 

……あれ? 料理がんばってる?

 

 

うーん、おかしい。

そんなつもりはないのに。

 

 

朝はまあ、いつも通りです。

あ、かつおたたきのヅケはとってもおいしかったです。

お刺身が余ったら、ヅケにするのをおすすめします。

(白身のときは白醤油や白たまりがおすすめ)

 

 

昼は、餃子は前に作って余った分を冷凍していたものです。

グリーンボールは朝のみそ汁用に昨晩切っておいたものの余り。

ラーメンのスープは冷凍のとりがらスープにしょっつる、白たまり、ごま油。

グリーンボール → 餃子 → 中華麺と同じお湯でゆでています。

豪華に見えますが、手数は少なくて済んでいますね。

 

 

夕ごはんは、消費期限が大幅に過ぎた生協の豚ひき肉(自己責任)で久しぶりに香港の家庭料理「咸魚蒸肉餅」を作りたく。

 

 

「咸魚(ハムユイ)」は香港の干し魚です。

日本では「くさやみたいなもの」と形容されますが、うーん、くさやほどの臭みではないんです。

 

本場では、豚ひき肉と調味料を合わせて皿に薄べったくはりつけ、咸魚の切り身をのっけて蒸します。

 

日本ではまず咸魚は手に入らないので、上海料理の本をヒントに、ほぐした塩鮭で代用しています。

 

 

今日は、紅鮭を使うのも惜しくて(ケチ)、かなり我流のレシピをひねり出しました。

 

豚にひき肉、みじん切りの玉ねぎ・紅しょうが、しょっつる、醤油、砂糖、黒こしょう、ごま油、酒

 

これをよく混ぜて皿にはりつけます。

 

しょっつるが咸魚っぽさを醸し出してくれて、これでも十分それらしいものになりました。

 

 

サラダは、タイ風の春雨サラダをイメージしました。

冷凍庫で眠っていたむきえび、乾物コーナーで放置されていた春雨・きくらげ、にんじん、夫の畑でとれた極小ラディッシュ、ちょっとだけ残っていたパクチー、小ねぎでそれらしきものが。

味付けは、シークヮーサーしょっつる、砂糖、白たまり、ごま油

 

 

夕ごはんも、中華鍋にお湯をわかして

 

・春雨 → にんじん、ラディッシュ、きくらげ → ブロッコリー → むきえび

をゆでて

・せいろをのせて咸魚蒸肉餅を蒸す

 

と省力化。

 

中国の家庭では中華鍋ひとつでいろんな料理をササッとつくるそうで(今となってはけっこう年配の方かしら?)、いかにも料理上手という感じで、ひそかに憧れています。

 

 

全体的にエスニック風だったので子どもにはどうかなー? と思っていましたが、どれも好評でした。

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。