一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

和クアパッツァ 2017.6.24

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朝ごはん

・パンケーキ(ジャム、バター)

・自家製ベーコン

・ミルクティー

 

 

 

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昼ごはん

・めじなの和クアパッツァ

黒キャベツのオイル蒸し

・ゆでたスパゲッティ

 

 

 

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夕ごはん

・ごはん

・水菜と油揚げの煮びたし

・かみなりこんにゃく

・冷奴(みょうが)

 

 

 

……パンケーキが入らない!

 

 

以前はときどき作っていた、休みの朝のパンケーキ。

久しぶりに食べたくなって作りました。

(わざわざ、夫にセブンイレブンで牛乳とヨーグルトを買ってきてもらって)

 

 

長らくパンケーキジプシーだったわたしのレシピは、この本と出会ったことで確定しました。↓

 

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『パンケーキを焼く 読んで楽しむホームメイドレシピと50の話』著・大川雅子(誠文堂新光社) この本にならって、焼きあがったパンケーキは積み上げます。

 

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本に載っている分量の2倍作るので、スキレット2個使いで焼きます。

 

 

が、いざ食べてみると2枚しか入らない!

前は4~6枚食べていたのに。

とし……ですかねぇ。

 

あと、やっぱりパンケーキにはメープルシロップですね。

切らしていたのでジャムやはちみつで代用しましたが、なんかちがう……。

 

 

午前中に国分のAコープへ買い出しに。

地物野菜がたくさん並んでいて、一気にテンションが上がります。

 

 

買う予定がなかった鮮魚売り場、石川の七尾直送のぴちぴちさんたちが並んでいるではないですか。

 

30センチオーバーのめじなが一尾490円。

 

これは……刺身? いやそれだとあんまり身が取れないな。

そうだ、アクアパッツァだ!

 

 

イカ&あさり大好きな双子のために小ぶりのスルメイカ一杯199円(これはちょっと高い)を三杯、大粒のあさりも買いました。

 

 

そんなわけで、昼ごはんが予定外に豪勢に。

 

 

山椒の葉も買っていたので、ここはイタリア風というより、和のアクアパッツァで「和クアパッツァ」にすることにしました。

 

 

うろこをひいて内臓を取ってもらっためじなに塩をして、腹に山椒の葉を詰めておきます。(お、真子が入っていた。ラッキー!)

 

 

ほかの魚介は、あさりとスルメイカ

使う野菜は、コールラビミニトマト、細いアスパラガス。

 

 

コールラビは初めて使いましたが、ブロッコリーの軸がかぶになったような野菜です。

煮込むと味がしみて、かなりおいしいですね。

 

 

山椒の葉の香りを生かしたいのでにんにくは使わず、白ワインではなく酒を使います。

 

 

スルメイカの肝も入れました。

 

 

いやー、最高でした。

ゆでたスパゲッティをスープにからめつつ食べ、めじなは骨だけに、汁は一滴も残りませんでした。

 

 

アクアパッツァは、魚を余さず食べ尽せる料理法だと再認識しました。

魚自体も丸ごと食べられますし、魚のだしを吸った野菜もすばらしいし、スープも味わえます。

 

 

黒キャベツは、ロメインレタスを黒っぽくしたような見た目です。キャベツですが結球しないので、おそらく原種に近い野菜なんではないかと思われます。

鋳物の鍋に洗って切った黒キャベツ、塩、たっぷりのオリーブオイルを入れて、コンロのグリルに入れます。

ふたが閉まらなそうなくらいの量でしたが、10分後にはかさが三分の一ほどに。

味は高菜に似ていて、わたしはすごく好きです。

 

 

 

朝も昼も重めだったので、夜はあっさりと。

 

 

立派な水菜は油揚げ、しらすといっしょに煮びたしに。

 

 

賞味期限切れ(またかい)のこんにゃくは手でなるべくボロボロになるようにちぎってあくぬきをしたのち、ごま油で炒めて、醤油、かつおぶしでかみなりこんにゃくに。

 

 

冷奴は、手で割って器に盛ります。

こうすると、きれいに切り立った面と崩れた面の2つの食感が出て、味のおもしろさにつながります。

 

 

次男はこんにゃくばかり、三男は水菜ばかりを食べていました。

 

 

夫は作家の故・吉行淳之介が好きなんですが、吉行さんは幼いころからこんにゃくが好きな子だったそうで、かみなりこんにゃくを次々にせがむ次男を見て「淳之介って呼ぶぞ」と笑っていました。

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

明日はわたしと長男で東京へ行きます。

 

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。