一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

野菜の養生は死活問題だ

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写真:6月24日現在の野菜室。フフフ、これだけ野菜があると気持ちまで豊かになりますよ。養生もばっちりフィニッシュできて、なかなかの充実感です。

 

 

 

 

野菜の養生、どうやっていますか?

 

 

うちは、野菜を買うのが週1以下の頻度なので、養生がすごく大事なのです。

(ひいきにしている直売所まで車で片道30分かかるので、週1が限界ですね)

 

 

村内にも買える場所はあるのですが、種類が多くはなく、地物野菜もそう多くないので、足りないときや鮮度が落ちやすい野菜を買うために、スポット的に使っています。

 

 

今日買った野菜は以下の通りです。

 

ミニトマト×4パック

・キャベツ

にら×2袋

・大葉×2袋

・山椒の葉

・大根

コールラビ

黒キャベツ×2袋

ブロッコリー

・モロッコインゲン×2袋

スナップエンドウ×2袋

・パプリカ(緑)×2袋

・細いアスパラガス×2束

・きゅうり×2袋

・しょうが

・みょうが

・にんにく×3玉

・長ねぎ

・万能ねぎ

 

 

ずいぶん買ったなー。

 

 

昼ごはんのあとに、気合を入れて養生にかかります。

 

 

参考にするのはこちら。↓

 

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『もっとおいしく、ながーく安心 食品の保存テク』監修・徳江千代子(朝日新聞出版)

 

 

この本のおかげで、野菜が長持ちするようになりました。

特に、にらとにんじん。

ぜんぜん違います。

 

 

惜しむらくは、養生したい野菜のページを探すのが大変なこと。

開いたら閉じない製本で、タブがついていたら完璧なんですが。

(本体価格1200円じゃ採算取れないか……)

 

 

 

養生のときには、

 

・新聞紙

・キッチンペーパー

・ポリ袋

・ラップ

・ボウルまたは洗い桶

・包丁

・調理ばさみ

・ゴミ箱

 

を待機させておきます。

 

・キッチンペーパーや新聞紙で包んでポリ袋、またはラップ

 

というのが基本なんですが、野菜によってはその前に

 

・洗ってから

・水を吸わせてから

・包丁で切ってから

 

という工程が入ることがあります。

 

 

時間が経てば経つほどおっくうになって、野菜の鮮度もどんどん落ちていくので、やるなら一気です。

 

 

そんなわけで、買い物の後には極力養生の時間を取れるようにしておきます。

 

 

養生と並ぶ重要ポイントとして、「当日中に食べる」があります。

 

 

今回は

コールラビ

黒キャベツ

・細いアスパラガス1束

・水菜

を当日中に食べきりました。

 

 

当たり前ですが、せっかくの地物野菜、鮮度がいいとこうも違うかというほどおいしかったです。

 

 

また、時間が許せば、夕ごはんの準備と合わせ技で、すぐに食べられるところまで加工することもあります。

 

 

今日は比較的時間があったので

・万能ねぎを小口切りに

・大根の葉をゆでてみじん切りに

ブロッコリーをゆでる

をミッションコンプリート。

 

 

万能ねぎ、大根の葉はダメにしがちな野菜だったので、これで枕を高くして眠れますよ。

 

 

ブロッコリーは先週、養生はしっかりしたものの、食べるタイミングが遅すぎてかなり鮮度を落としてしまったので、戦法を変えてみました。

 

 

明日からがだいぶ楽になります。

 

 

もちろん、こんなにちゃんとできるときばかりではないです。

どうにも面倒になってしまって、買ったまんま野菜室に……で、後日泣きを見る、を何度も何度も繰り返しています。

 

 

だから今は、野菜をたくさん買いたい直売所へ行くときは、無理はしません。

心と体と時間に余裕のあるとき、と決めています。

 

 

若いときは、買い物のためにコンディションを整えるなんて考えたこともなかったです。

買いたいときに買う、すてきなモノに出会ったら買う。

その結果、いやになるほど、お金・モノ・心理状態の無駄を体験してきました。

 

 

「今、まっとうな買い物ができるコンディションか」を中心に考えて、買い物をするかどうか決められるようになったのは、ようやく最近のことです。

 

 

また、他の誰でもない自分がダメにした野菜と対面するのは、料理のモチベーションにも大きく影響します。

 

 

そんなわけで、野菜の養生はわがやにとっては死活問題なのであります。