一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

いんげんのおかか炒め 2017.9.5

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朝ごはん

・ミルクティー

(家族はごはん、みそ汁、朝ごはんセット)

 

 

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昼ごはん

・ニラ入り肉みそ麺

 

 

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夕ごはん

・ごはん(押し麦入り)

・みそ汁(朝の残り)

・うりと鶏むね肉の煮物

・いんげんのおかか炒め

・ふぐの真子のぬか漬け

 

 

……久しぶりに、そこそこぐっすり眠れました。

 

それでも朝は食欲がピカーッと湧く感じではなく、砂糖入りのミルクティーを2杯飲んでお茶を濁します。

 

昼は、細くて柔らかくていかにもおいしそうなニラを使った麺を。

ラーメンのスープは、昨夜の鶏手羽入り湯豆腐の残りを、先日の煮豚のたれ、醤油、白たまりで調味したもの。

 

1.鍋にごま油をひき、しょうがと長ねぎのみじん切りを炒め、香りが立ったら豚ひき肉を入れます。

2.肉の色が変わったら、紹興酒、ねりごま、黒大豆味噌、にんにく醤油、砂糖で味付け。

3.最後にきざんだニラを混ぜこんでできあがり。

 

この肉みそ、すごくおいしかったです。

ニラは別にして生のまま入れようと思っていたのですが、長男が苦手なので肉みそに混ぜこんでしまいました。

 

ラーメンに、大人はラー油を、長男は黒こしょうを入れました。

 

さてこの肉みそ、残りはどう展開しようかしら?

 

 

夜は、野菜メインであっさりしたお惣菜が食べたく。

先日も作ったうりの煮物を、今日は鶏むね肉と合わせて作ってみました。

 

1.鶏むね肉は一口大の厚めのそぎ切りにして、酒を入れた湯で一旦煮ます。

2.鍋に皮をむいて適当に切ったうり、1の鶏肉、水、だしパック、干えびを入れて火にかけます。

3.沸いてきたら火を弱めてことこと煮ます。

4.途中で白たまりで味付けし、うりが透き通って柔らかくなったら火を止めて味を含ませます。

 

いちど鶏を湯通ししておくことで、クリアな煮物になります。

うりの淡白な味にはむね肉がちょうどいいですね。

 

お次はいんげんのおかか炒め。

 

1.いんげんは両端を落として半分に切っておきます。

2.鍋に油を熱し、いんげんを入れてたらあまりいじらずに炒めていきます。

3.ある程度火が入ってきたら醤油で味をつけます。

4.火からおろす直前にかつおぶしを入れて混ぜてできあがり。

 

これ、ものすごーーーーーーく、おいしいですよ。

「無限なす」というレシピがありましたが、これはまさに「無限いんげん」。

こちらの直売所でぴちぴちしたいんげんを買うようになって、こんなふうなシンプルな料理を思いつくようになりました。

 

ふぐの真子のぬか漬けは、8月頭の北陸旅行で買ったもの。

ぬかを落として輪切りにして、アルミホイルにつつんでグリルで3分ほど焼きました。

 

すごくしょっぱくて、何とも言えない熟れた香りとうまみは、まさに酒肴。

(今日はごはんに合わせちゃったけどね)

 

ふぐの卵巣は毒があるものですが、こうすると毒が抜けるのでしょうか。

少しどきどきしながら食べましたよ。

 

意外だったのが長男が気に入って食べていたこと。

とはいえしょっぱすぎるので、ほうじ茶でお茶漬けにしていましたが。

 

こうやって、少しずついろんな味を覚えていくのですね。

 

だから、お子さんの好き嫌いでお嘆きのみなさま、どうかお子さんを長い目で見てやってください。

大事なのは、子どもが食べようが食べまいが、大人が好きな味ならば、子どもに伝えたい味ならば、淡々と食卓に上げ続けることです。

食わず嫌いの場合は「一口だけ食べてみ」ルールを適用し、それ以上は深追いしません。

気の長い話ではありますが、お酒を飲もうかという年齢になれば、だいたいのお子さんは、ぐぐぐっと味覚が広がりますから……。

 

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。