一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

牛筋とたっぷりきのこのハヤシライス 2017.9.10

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朝ごはん

・塩おにぎり

・鶏スープリメイク

・ほうじ茶

 

 

 

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昼ごはん

生活クラブ「縁舎まつり」にて

・おにぎり

・くるみだんご、カスタードたいやき、みかんゼリー、かき氷……双子さん

・おこわ弁当……わたし

 

 

 

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夕ごはん

・牛筋ときのこのハヤシライス

 

 

……いいお天気でした。

 

生活クラブのイベントで、わたしは午前中から出かけていました。

そんなこともあって、朝はごはんを6合炊いて全部おにぎりにしました。

 

昨夜の丸鶏スープは少ししか残りませんでした。

そこで、昨日の朝のみそ汁用として切ってあった玉ねぎをさらに粗みじんに切って(わかりにくい文章だ)、かさ増し要員に。

うーん、これぞ滋味。

 

 

12時に夫が双子さんを連れてきて(夫は13時から地区の道普請)、それ以降のわたしはもっぱら双子さんのお世話係兼キッズスペース係となってしまいました。

 

生まれて初めてのかき氷かな?

レトロなかき氷機で削った氷に、ぶどうのシロップと練乳。

ふたりとも夢中で食べていましたよ。

 

 

夜は、生活クラブのデミグラスソースでハヤシライスを。

このデミグラスソース、すっきりしていておいしい!

しかも味がついていないので、使いやすいです。

 

1.玉ねぎ3個を切って、オリーブオイルをひいた鍋で炒めます。

2.スライスしたマッシュルームを入れて、昨日の牛筋を入れます。

3.米粉を大さじ2~3杯入れて全体になじむように炒めます。

4.赤ワイン1カップ程度を入れてしばらく煮ます。

5.牛筋スープ、デミグラスソース、ケチャップ、ローリエを入れて煮ます。

6.酒蒸ししたきのこを入れて、塩、黒こしょう、醤油、ウスターソースで調味します。

7.最後、バターを50gほど入れてできあがり。

 

・下ゆでした牛筋がなければ、牛肉の切り落としなどを使ってください。そのときは、牛筋スープは水に置き換えてください。

・酒蒸ししたきのこがなければ、マッシュルームのところで生のきのこを入れてください。

米粉は小麦粉でもよいです。

 

きのことバターがたっぷり入ったことで、味が決まりました。

 

よしもとばななさんの『ごはんのことばかり100話とちょっと』(朝日新聞出版/現在は文庫のみ)という本に、ばななさんのお姉さんのハルノ宵子さんのポテトコロッケレシピが載っていて、「とにかくたっぷり!」「できるだけいい肉で!」(詳細は失念してしまいましたが、こういう感じでした)みたいなことがポイントとしてあちこちに書いてあって、「この人、大好きだなぁ」とうれしくなった記憶があります。

 

「どうせなら、おいしいものを食べてほしい」という心意気を感じるというか。

 

おいしいものを作ろうと思ったら「ケチらない!」というのはひとつの真理かもしれません。

まあ、毎日毎日は無理なので「ここぞ!」というときに、ということですが。

そんなわけで、今日のハヤシライスは「ここぞ!」だった次第です。

 

ハヤシライスはイチから作ると大事ですが、デミグラスソースがあれば、むしろカレーより簡単かもしれません。

具は、玉ねぎと肉(牛か豚)があればいいので。

 

双子さんたちははじめてのおうちハヤシに警戒してあまり食べませんでした。

二男など、ハヤシライスに鶏そぼろをかける始末。

 

長男は「おいしい!おいしい!」と喜んでいました。

嫌いなきのこがたくさん入っているにもかかわらず、ばくばく食べていたのにはびっくり。

 

これはまた作ろう。

 

ああ、生活クラブの消費材に浸食されていくわがやの食卓……。

回し者みたいだけど、本当においしいんだもの。

仕方ないわ。

 

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。