一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

小布施ブラムリーフェア 2017.9.17

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朝ごはん

・LEVRE and BONの食パン

・パイナップル

・ゆでウインナー

・パンセット(ねりごま、ジャム、はちみつ)

・紅茶、牛乳

 

 

 

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昼ごはん

・とりそば

 

 

 

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夕ごはん

・ごはん

・れんこんの汁物

・にらとしらすの卵焼き

・焼き厚揚げ

・いか丸干し

・トマト(昨日の残り)

・ゴーヤの和え物(昨日の残り)

 

 

 

……午後は、“栗の里”小布施(おぶせ)へ行ってきました。

 

 

またしても、おやつ・軽食用に買っておいた食パンが朝ごはんになってしまいました。

1斤では足りなくて、焦りましたよ。

以前は、双子さんはあまりパンに興味を示さずごはんを食べてくれていましたが、今はいっちょまえに「パン、パン!」と結構な量を要求してくるのです。

 

今日はバターがなかったので、ねりごまで代用。

これ、意外と合うのですね。

 

双子さんは、ジャムばかり食べていました。

パンといっしょに食べないで、ジャムだけぺろっと食べてしまうんです。

 

 

昼は作る気がしなかったけれど、5人で外食も骨なので、えいやっと作りました。

 

スープは「鶏ミンチ、とりがらスープ、だしパック、白たまり、長ねぎ」であっさりと。

ひいた山椒がよく合いました。

 

 

小布施では、9月8日から18日まで「小布施ブラムリーフェア2017」というイベントをやっています。

これを知ったのは、昨日のLEVRE and BONの店頭にて。

 

ブラムリーとは?

 

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写真:手前のみどりが「ブラムリー」。奥の赤いものは普通のりんごです。イギリスではりんごの総生産量のじつに約45%がこのブラムリーだそうです。肉料理、パイ、ソース、クランブル、焼きりんごなどに使われるそうです。

 

イギリスのクッキングアップルの一品種です。

わたしも初めて知りました。

 

きれいなみどり、少しつぶれたような球形で、とてもかわいらしいりんごです。

 

がぜん興味が湧いて、そして昼寝タイムに入るであろう双子さんを1時間は寝かせたということで、ちょうど青木村から車で約1時間半の小布施をめざすことに。

 

小布施に入ってびっくりしたのですが、昔の街道でしょうか、片側1車線の対面通行の道が観光的にはメインストリートなんですね。

「なぜこんなところで渋滞しているんだろう?」と思ったら、そこが観光客が大勢集まるエリアだったのです。

 

葛飾北斎の美術館「北斎館」を中心に、長野県ではあちこちで目にする栗菓子のお店が軒を連ねています。

観光バスもひっきりなしで、人も大勢歩いていて、車は最徐行しないと怖いほど。

 

こちらで観光地に行っても混雑していることはあまりないので、驚きました。

小布施といえば栗、栗は秋が旬ですから、来るなら今でしょ!! ですね。

かく言うわたしたちも、栗ではなくりんご目当てとはいえ、観光客ですからその一員であるわけですが。

 

栗菓子で有名な「竹風堂」のジェラート屋「マローネ」でブラムリー、栗、抹茶(長男のリクエスト。シブい8歳だ)のジェラートを食べました。

 

量が多すぎず、どれも味はしっかりあるもののくどさがなく、ペロッと食べられました。コーンがおいしいのもうれしかったなぁ。

これで350円は安いなぁ。

 

どれも甲乙つけがたいですが、ブラムリーのジェラートは出色でした。

パイ生地が入っているのもナイスですが、なによりブラムリーがおいしい! しっかりした酸味と香り、まさに「青りんご」といったときにイメージするさわやかな風味でした。

 

双子さんたちがコーン争奪戦に突入していたので、もうひとつ、さくらんぼ(小布施産!)のジェラートを買って、コーンをあげることに。

甘い親です。

 

でも、まだ人生でほとんどアイスクリームを食べたことのない小さなひとたちが、夢中になって食べている様子は本当にかわいくて。

 

これだけでは収まらなそうな子どもたち3人のために、小布施の道の駅そばの公園へ行きました。

大きな池と立派なアスレチックがあり、たっぷり遊べます。

(今日明日は、スラックラインの大会が行われていました。スラックラインについてはググってみてください)

 

池には大きな鯉がうじゃうじゃいて、道の駅で売られていた鯉のえさを与えたところ、ものすごい勢いで集まってきました。

3人ともそれが面白いみたいで、特に双子さんは鯉がはじめてだったせいか、興奮して感嘆の声を上げていましたよ。

 

台風が近づいているせいか、風が強くなってきたので帰路につきました。

道の駅のそばに高速道路のハイウェイオアシスもあり、スマートICからすぐに高速道路に入れます。

 

帰るなりみんな「おなかすいた!」の大合唱で、あわててごはんを作りました。

こんなこともあろうかと、母ちゃんは帰りの車の中で、脳みそフル回転で献立を考えておりましたことよ。

 

 

れんこんのスープは、いわゆるすり流しです。

 

1.鍋に解凍したゆで豚の汁、とりがらスープ、スライスしたしょうがを入れて火にかけます。

2.沸騰したら塩、白たまりで味付けして、すりおろしたれんこんを入れます。

3.焦げ付きやすいので底から混ぜながら火を入れ、とろみがでてきたらできあがり。

 

スープに対してれんこんが多かったみたいで、スープではなくおじやのようになってしまいました。

 

これ、本当においしいです。

 

中医学では、秋は乾燥しはじめるので、肺・のどに異常が出やすいと言われています。

大根、梨、そしてれんこんは秋の養生にいいそうですよ。

 

そういえば、去年は丸鶏のスープにすりおろしたれんこんを入れて絶品だったんでした。

 

 

卵焼きはいつものスキレット任せのやつです。

先日アイスクリームを作ったときに余らせていた卵白も使えて、よかったよかった。

 

今日はすべて完食。

みんなよく食べました。

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。