一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

きゅうりとささみの春巻き 2017.8.24

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朝ごはん

・とうもろこしごはん

・みそ汁(えのき、油揚げ/いりこだし)

・朝ごはんセット

 

 

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昼ごはん

・ごはん

・きゅうりと玉子のスープ

・焼いたいわしへしこ

・豚肉となすの味噌炒め蒸し

・ぬか漬け

 

 

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夕ごはん

・ごはん

・春巻き(きゅうり&ささみ、ラクレットチーズ)

・揚げなす

 

 

……断水から明けて翌日。

 

朝の段階ではまだ濁っているというか、水にこまかい泡がたくさんまじって濁っているという状態でした。

飲んだり食べたりに使う水はミネラルウォーターにして、あとは水道水を使うことに。

水道をひねれば水が出るって、ほんとありがたい。

 

ちょうど双子さんたちが映画『となりのトトロ』にハマッておりまして、登場人物が手押しポンプで井戸から水をくみ上げるシーンがあり、そういうのからしたら、水道ってすごいですね。

 

もっと昔はつるべで水をくみ上げていたわけで、『となりのトトロ』では台所にも手押しポンプがあって、当時は「なんて便利!」と思われていたんではないかと想像します。

 

今日は保育園は開いたもの、断水の影響でお弁当持参に。

「とうもろこしごはんのおにぎり、ささみのごま焼き、ミニトマト、きゅうり」とごく簡単なお弁当です。

そんなわけで、朝からとうもろこしごはんなのでした。

 

おにぎりにするときは、塩ではなく、白たまりを手につけてにぎりました。

 

昼の豚肉となすの炒め蒸しは、深さがあってふたのついた鋳物鍋を使います。

 

1.鍋に油をひいて豚小間を炒めます。

2.なすの薄切りも入れて混ぜ、全体に油が回ったら、みそだれを落としてふたをします。

3.じっくり火を通しながら、ときどき底からかき混ぜます。

4.火が通ってなすがくったりしたらできあがり。

 

炒め物は上手に作るのが難しいので、最近はこの炒め蒸しで簡単に済ませています。

みそだれは、先日の米なす田楽のみそだれを使いました。

 

なす嫌いだった長男も「おいしい!」と食べてくれて、うれしかったなぁ。

 

夜は、賞味期限が大幅に過ぎた春巻きの皮で春巻きです。

 

【きゅうり&ささみ】

きゅうりはせん切りにします。ささみもせん切りにして、おろししょうが、白たまり、紹興酒で下味をつけます。これにもやしを加えてもいいです。

包んでから少し置いていたら、皮が水でふやけて破れてしまいました。

揚げる直前に包まないといけませんでした。

この具のコンビは要研究です。

 

ラクレットチーズ】

ちょっともったいないと思いつつ、先日友人Aちゃんからいただいた、共働学舎のラクレットチーズを薄く細く切ったものを巻きました。

チーズは揚げている間に溶けだしてしまうので、小さめにきっちり巻くのがコツです。

水溶き小麦粉ののりも、かなり広い範囲につけて隙間ができないようにします。

 

ついでに乱切りしたなすに片栗粉をつけたものも揚げました。

いつもは厚めの輪切りなのを乱切りにしたところ、油に入れたらくっついて大変でした。

輪切りだと、おとなりさんとは皮で接するので格段にくっつかない、ということがこれでわかりました。

切り方を変えるだけでこれですから、料理はやはりおもしろい。

 

揚げ物ばっかりで、なんだかヤケクソな夕ごはんでしたが、たまにはこういうのもいいかな。

なすは残ったので薄めた麺つゆに漬けました。

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。

断水と「熊人」 2017.8.23

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写真:家にある水筒、ピッチャーをかき集めて水汲みに。水って思っているより量を使うのだなーと実感しました。ごはんを蒸す、お茶を淹れる、みそ汁を作るだけでも、500ml以上使うのですね。

 

朝ごはん

・ミルクティー

(家族は蒸した冷凍ご飯&鶏そぼろ)

 

昼ごはん

上田市「拉麺酒房 熊人」にて

・かけ拉麺(長男)

・冷やし味噌(夫)

・つけ麺(醤油だれ/双子)

・つけ麺合盛り(味噌だれ/わたし)

 

夕ごはん

・ごはん(押し麦入り)

・みそ汁(わかめ/かつおだし)

・焼きなす

・朝ごはんセット

 

 

 

……朝起きたら断水していました。

 

実際には、昨夜21時頃から断水していたようです。

たまたま昨夜は家族全員が早々に布団に入ってしまい、夜中にトイレで起きた夫が気づいたようです。

 

断水のお知らせはなかったはず。

もしや、止水栓を閉められるいたずら……?

 

夫が止水栓を見に行ったところ、ご近所さんが「断水みたいですね」と教えてくれました。

 

その後、村の広報車が「水道工事の復旧作業で断水しています」と呼びかけていました。

 

そんなわけで、朝ごはんどうしよう?

 

とりあえずは、夫が近所のコンビニで500mlのミネラルウォーターを買ってきました。

(大きいサイズはすでに売り切れ)

 

さらに近くの公園の水道は出るらしいという情報を聞き、水筒とピッチャーをかき集めて夫に汲みに行ってもらいました。

とりあえず飲食に使う水は、これで何とかなりそうです。

 

これで冷凍ご飯を蒸して(もったいない!)、紅茶を淹れました。

BBQ用に常備していた紙皿と割りばしが役立ちました。

何かを拭くときはストックの多いキッチンペーパーを。

 

水ひとつ出ないだけでずいぶん大変ですが、災害時のシミュレーションととらえて積極的に工夫してみました。

 

今回の断水を経験してわかったことをまとめておきましょう。

 

●たまたまだが、風呂の残り湯があったので洗濯は問題なくできた。

●たまたまだが、前夜のうちに麦茶を5リットルのやかんで作っておいたので飲むものには困らなかった。

●たまたまだが、台所の片づけを前夜のうちに夫が完璧にしておいてくれたので、朝慌てなかった。

●BBQ用に紙皿と割りばしを常備していたのが助かった。

●雨水タンクを設置しておいてよかった! 洗顔やトイレ、何かを洗うなどの用途に大活躍だった。

(トイレはバケツに軽く2杯で1回分がきっちり流れますね)

●この村の人は、断水くらいでは慌てないことがわかった。見た目には平常通りで、たとえば人がわらわら道に出てきて「どう?」「困ったね」みたいなことが一切なかった。

●村内に温泉(源泉かけ流し)があるので、断水が長引いてもお風呂には困らない。

……「たまたま」で救われた部分も多々あり、いつもいつもこんなふうに準備はできません。あえて言うなら「作業を完了させておくこと」「日ごろからの意識」は大切だと再確認する機会になりました。

 

「〇〇がなくても困らない暮らし」の「〇〇」にはいろんなものを当てはめることができますが、なるべく暮らしをミニマムにしておくことがイレギュラー時に役立つのかもしれません。

 

 

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写真:家の西側に設置している雨水タンク。最近は夕方から夜にかけて雨が降ることが多く、比較的フレッシュな雨水が溜まっていました。田舎はインフラ関係のコストが高いので、水道代も高いです。雨水は、庭への散水、洗車、掃除をはじめ使い道は多いです。家の南側にももうひとつ設置してあります。

 

 

昼になっても復旧する様子はないので、休園になった保育園児の双子さんたちも連れて家族みんなで外食しました。

 

上田市でおいしいと評判の「拉麺酒房 熊人」です。

拉麺酒房 熊人 トップページ - Noodles Bar Kumajin -

 

ここはいわゆる無化調ラーメンで、どれを食べてもおいしいし完成度・満足感が高いのです。

いっぺんにさばける丼数が少なくて、少々待つのが難点と言えば難点ですが、そんなことは取るに足らないと思えるほど行く甲斐のあるラーメン店です。

 

待つ間に、炒った小麦の粒上田市産の小麦)に塩味をつけたものが出されます。

双子さんはこれが好きで、「もんもりち」(?)と呼んでよく食べます。

 

久しぶりに熊人のラーメンを食べましたが、やっぱりおいしい。

味噌つけ麺は、途中でたれの味が薄くなることを考慮して、追い味噌がついてくる親切仕様なのもうれしい限りです。

つけ麺には、最後にたれを割るためのスープがつきますが、これがもう香りからしてきちんとだしを取ってあることがわかるシロモノ。

 

店のしつらいを見ていても、店主はかなり細部まで目配りができ、美意識のある方だと感じます。

対応にも柔軟さがあります。

子連れでも嫌がられないのは助かります。

 

 

夕方、ようやく水道栓から水が出るようになりました。

とはいえ、まだ濁りはあります。

 

夕食前に、水を当たり前のように使えるありがたみをかみしめつつ、家族5人で0.75坪の風呂に入ったのでした。

(ちなみに風呂の湯は薄い黄色でした)

 

ごはんとみそ汁に、焼きなすをこしらえて夕ごはんとしました。

焼きなすはなすが硬かったせいか、えぐみが強くて口の中がピリピリして一口で箸を置きました。

なすさんには罪はありませんが、これはつらい……。

 

結局、断水の原因はよくわからず。

あした役場に聞いてみようと思います。

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。

 

 

米なす田楽と空芯菜の炒め蒸し 2017.8.22

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朝ごはん

・ごはん(雑穀ミックス)

・みそ汁(じゃがいも、わかめ/いりこだし)

・朝ごはんセット

・ほうじ茶

 

 

昼ごはん

・チーズトースト

・ミルクコーヒー

 

 

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夕ごはん

・ごはん(雑穀ミックス)

・みそ汁(長ねぎ、なめこかつおだし)

・米なすの田楽

空芯菜とベーコンの炒め蒸し

 

 

……地の野菜は安くて新鮮で言うことなしです。

 

久しぶりに直売所で野菜をあれこれ買ったら、袋にめいっぱいの量で1070円でした。

 

直売所や道の駅は、生産者自らが値付けできないそうで(直売所側で決められているらしい)、味・量・鮮度を考えると本当はもっとつけてもいいのに……といつもちょっぴり申し訳なく思うのでした。

 

さて、今朝はめずらしくみそ汁にじゃがいもを。

三男からは「豆腐とわかめが好き」とぴしゃりと言われ、じゃがいもを突き返されました。

 

昼はコーヒーを長男が淹れてくれました。

先日のこうちゃんのコーヒー講座で何かを体得したようで、以来、頼むと嫌がらずに淹れてくれます。

ひとに淹れてもらったコーヒーは、本当においしいですね。

ありがとう。

 

夜は、直売所で買いこんだ野菜をさっそく食卓に上げました。

 

空芯菜はものすごい量だったので、「炒め」プラス「蒸し」にしてかさを減らすことにしました。

 

今日のおかずはスキレットひとつで作りました。

米なす田楽からの空芯菜ということで、一連の流れでご紹介しましょう。

 

1.米なすは分厚い輪切りにして、片面に格子状に切れ目を入れて水にさらします。空芯菜は7センチほどの長さに切って水にさらします。にんにくはたたきつぶし、ベーコンは細い拍子木切りに。

2.熱したスキレットになたね油をたっぷりひいて、米なすを切れ目側から焼きます。すぐにふたをしてじっくり焼き色がつくまで待ち、裏面も同様に焼きます。

3.とろっと焼けた米なすを皿に移したら、スキレットにごま油を注いで、にんにくとベーコンを炒めます。ベーコンから脂がしみ出してきたら空芯菜を投入して、軽く塩をしてふたをします。

4.空芯菜が完全にくたっとなったら全体を混ぜてできあがり。

 

米なす田楽の味噌だれは、黒大豆味噌(納豆的なフレーバーがしておいしい)白味噌、練りごま、みりん、酒、砂糖、醤油、水を混ぜて火にかけてアルコールを飛ばしたもの。

 

黒大豆味噌が思ったより高塩分だったのか、しょっぱくなってしまいました。

味はいいので、使う量に要注意ですね。

多めに作ったので、残りは炒め物やたれとして展開していきましょう。

 

空芯菜の炒めもちょっと塩味きつかったかなー。

 

空芯菜はエンサイ、筒菜とも言います。

夏の時期に出回りますね。

 

わたしは、これをにんにくと塩、油で水気を出しながら炒めたのが大好きなんです。

茎のしゃきしゃきと、ほのかなぬめりもあって食べ飽きません。

空芯菜から出る水気もいいスープになるというか、いわゆるしゃっきりした炒め物とは少々おもむきが異なりますが、なかなかです。

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。

 

 

 

追憶の香港、米めんの焼きそば 2017.08.21

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朝ごはん

・ごはん(雑穀ミックス)

・みそ汁(豆腐、わかめ/いりこだし)

・朝ごはんセット

・ほうじ茶

 

 

 

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昼ごはん

・米めんの焼きそば

・麦茶

 

 

 

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夕ごはん

・ごはん(雑穀ミックス)

・きゅうりのスープ(おろししょうが)

・納豆(青のり、いりごま)

・鶏そぼろ

・きゅうりの漬物

 

 

……朝ごはんが「ごはん+みそ汁」だと通常営業感がありますね。

 

昨日の夕ごはんでは、白米に梅干し一粒を入れて炊きました。

ほのかに酸味と梅の香りが漂って、夏におすすめです。

 

昼の焼きそばは、長男に絶不評な米めんを使いました。

焼きそばなら何とか食べてくれるかもと思いましたが、体調がいまひとつだったこともあって食べず。

 

この焼きそばは、香港の「乾炒牛河(ごんちゃうあうほー)」を思い出して食べたくなり、でもぜんぜん違うものになりました。

 

乾炒牛河は、河粉(ほーふぁん)というきしめんみたいな米めんと牛肉を醤油味(色が濃かったから老抽を使っているのだと思う)で炒めたものです。

香港でこれを食べていたとき、相席になった地元の若い男性から赤いペースト状の卓上調味料をすすめられました。

どうやら、乾炒牛河にはチリソース(辣椒醤/らーじうじょん)をつけて食べるのがお約束のようで、すすめてくれたのでした。

(なんて親切な!)

 

なんてことを思い起こしていました。

 

1.しょうがはみじん切り、長ねぎは斜め薄切り、スパムは拍子木切りにします。

2.中華鍋にごま油となたね油を熱し、しょうがを炒めます。香りが立ったら長ねぎを入れ、端がチリチリ焦げるまで炒めたらスパムとむきえびを入れます。

3.湯通ししてやわらかくなった米めん(きしめん状のもの)を冷水でしめ、水気を切って2に入れます。

4.にんにくしょうゆ、オイスターソース、しょっつる、砂糖、五香粉、黒こしょうで味付けし、よく混ぜてできあがり。

 

しょうが、ねぎ、ごま油、五香粉で中華に寄せていますが、もうほんと、適当です。

だって本物はこんなビジュアルなのですから。

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画像:HP「アジアグルメ図鑑(香港)~湾仔、新潮軒の香港焼きそば、干炒牛河」より

http://www.e-asianmarket.com/hkgourmet/hknoodle26.html

 

おっと、広東語の読みを書いていますが、わたしはしゃべれません。アンチョコはこちらです。

 

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『香港風味 懐かしの西多士(フレンチトースト)』著・野村麻里(平凡社)。わたしの香港食関係の蔵書ではピカイチの内容でした。返還20年ということで出版されたようですが、いまどきこんなニッチな本を出すなんてさすが平凡社。香港ラバーとしてはありがたい。

 

 

夜はいよいよ食材が尽きてきて、ごはんとみそ汁でいいやと思いながら、なんとなくかたちになりました。

 

スープは少し前に作ったウー・ウェンさんのきゅうりスープの焼き直しです。

冷凍庫に鶏スープが2つあったので、そのうちひとつを解凍して、塩とたたききゅうりを入れただけです。

大人は、食べるときにおろししょうがを入れました。

 

体調がいまひとつで心配していた長男は、夕ごはんにラーメンが食べたいと言い出しました。

ラーメンの麺がなかったのでうどんでラーメン風のものを作ると約束したこともあり、鶏スープを起用したのでした。

 

結局、長男は空手に行ったら調子を取り戻したみたいで、適当なうどんラーメンを「おいしい、おいしい」と言って食べていました。

 

自分で黒こしょうまで足して、ちょっと前まではこしょうが少しでも入っていたら「辛い!」と文句を言っていたのに、「かあちゃん! こしょうめっちゃ合う!」と興奮しているではないですか。

 

長男ももう8歳。

あと2年もすれば半分大人、そして思春期に入っていきます。

 

絶賛イヤイヤ中のニア3歳児双子さんたちも、気が付けばこうなるのかしら?

今がしんどすぎて(もうほんと、ふたりそろって心が折れそうなほど理不尽なんです……)なかなかそうは思えない毎日ですが。

 

ふー。

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。

 

 

 

 

2017年夏・お盆週間に食べたものを検証する!

ごぶさたしております。gyogoです。

 

お盆がはじまってから怒涛の来客週間となり、気が付けば月の下旬に突入してしまいました。

 

というわけで、今回はお盆期間にgyogo家は何を食べていたのか、何を客人にお出ししていたのかを、ピックアップして検証したいと思います。

 

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長男の友人Iくんが来た翌朝8月10日の朝ごはんですね。ベーキングパウダーを使わないパンケーキにすっかりハマって作ったんでした。缶詰のフルーツはパインと甘夏。甘夏はお子さんたちに不評で不評で……大人にはこの苦みがすごくおいしいんですがね。

 

 

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8月10日の夕ごはん。わたしの友人AちゃんがパートナーNちゃんと来てくれました。Nちゃんがじゃがいも好きというのと、ちょうどおとなりさんから掘りたてのじゃがいもをたっぷりいただいたので、土井先生レシピのポテトコロッケを作ってみました。18個くらい作ってきれいに売り切れ。Iくんはから揚げが食べたいとのことでついでに揚げて、揚げ物ナイトに。あとは、うりのマリネ、焼きなすと焼きパプリカのマリネ、ぬか漬け、白菜キムチです。マリネ2品が印象的だったな。

AちゃんNちゃんがお土産で送ってくれた共働学舎のチーズがまた絶品で。 どなたかに贈り物をするときに、ぜひ真似させてもらおう。ごちそうさまでした!

 

 

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8月11日朝ごはん。人が多いときこそおにぎりです。しゃけ好きのIくんリクエストでしゃけ入りも作りました。このあと、AちゃんNちゃんが子どもたちへのお土産として持ってきてくれた水風船100個で、Nちゃんも巻き込んで死闘が繰り広げられるのでした……。びっしょり濡れても笑顔で楽しんでいたNちゃん、なんていい人や。Aちゃんすてきな人と出会えてよかったね。

 

 

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8月11日昼ごはん。武石川沿いでピクニックです。食べ物は道すがら、丸子町にある直売所「あさつゆ」で調達しました。ゆでとうもろこし、なすの薄焼き、おにぎり、コロッケ、おやき、焼きそばなど、どれもホームメイドの味でなかなかよかったです。

 

 

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8月12日朝ごはん。朝からカレーで、ええと、このカレーはIくんが来た8月9日の夕ごはんとして用意した残りです。9日夜はわたしの小学校時代からの友人Sくんが熊本から出張で来て、上田駅前の居酒屋に出かけていたのでした。玉ねぎ、鶏もも肉、かぼちゃが具として入っていて、ルーはにんにく、にんじん、玉ねぎ、しょうが、トマトペースト、じゃがいもをミキサーにかけたものと、少量の小麦粉を入れています。じゃがいもがいいとろみに変化して会心の出来でしたよ。

 

 

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8月12日夕ごはん。Aちゃんカップルが旅立った翌日、今度はI一家が来襲。しかも、肉卸・小売りの名店「日山」で仕入れた極上の肉と、至高の酒を持って! で、夜はお肉のバーベキューとなりました。砂肝の串(クミン風味)、野菜、そして牛肉の切り落とし、アスパラ巻き、部位は失念しましたが大人だけにいい部位を……。牛肉は唸るほどおいしくて、やはりいい肉はいい、という平凡ですがゆるぎない結論に。しかも薄切りなのがポイントで、もたれることは一切なく、いくらでも入りそうでした。

結局、この晩はワインを4本くらい空けました。寝不足になってもやめられない、I夫妻との愉快な飲み会なのでした。

 

 

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8月13日夕ごはん。昨夜焼かずにとっておいたハンバーグ、そして牛肉の切り落としの残りは冷しゃぶに。ハンバーグがまたおいしくて、言葉を失いました。日山すごいなー。あとは、青なすをじっくりソテーしたもの、納豆とキムチとモロヘイヤのたたきを焼きのりに巻いて食べるのと、冷奴、自家製きゅうりのスティックなどでした。昨夜から好評の福耳南蛮のスライスは、牛冷しゃぶに合わせてもやはりぴたりと合うのでした。Iさん(夫)がちょうど誕生日ということで、サプライズでケーキを仕込みました。ケーキLEVRE and BONのもの。いつ食べてもおいしい。

 

 

14日はIさん一家といっしょに、真田町のSさん宅バーベキューに参戦。毎年お盆の時期に何年も続けているそうで、親戚はもちろん、ご近所さんやSさんの恩師まで詰めかける一大イベントなのです。そんなわけで、セッティングも出てくるものも破格で、生ビールサーバーはあるわ、上田駅ちかくの但馬軒のいいお肉は出てくるわ、ヴァン・ナチュールが何本も空くわ、子どもたちにチューチューアイスはあるわで、本当に天国でした。

子どもたちが5人でお風呂に入るキュートな一幕もあり、この日はとにかく楽しくて、このバーベキューでおなかも心もたっぷり満たされたのでした。

 

 

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8月15日夕ごはん。来客週間が終わり、久しぶりに家族だけの食卓です。なんだかさみしいな。そのせいかどうか、料理もありあわせでテキトーです。豚小間、干しエビ、きゅうり、レタスでカレー味の焼きそばです。

 

 

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8月16日夕ごはん。14日夜に出した、バジルの葉に燻製豆腐をのせて塩とオリーブオイルをたらしたおつまみ(絶品!)、トントロとゴーヤのグリルなど。焼いたゴーヤはSさん宅バーベキューでおいしかったので真似してみました。なかなかイケますよ。ごはんは冷凍していたものを蒸しました。少しずつ通常営業です。

 

 

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8月17日夕ごはん。Iくんのママから「4泊5日のお礼に」とこんな立派な包みが届きました。「くれぐれも気を遣わないで」と伝えていたのですが、律儀なIくんママです。いやしかし、魚久の粕漬けは本当においしいですね……。Iさんが持ってきてくれた日山の肉といい、やはり東京はおいしいものが集まるなぁ。久しぶりに都会の風を浴びた気分です。ぎんだら2切れ、さけ2切れ、ほたて3つ、いか1杯が「いっぺんに焼きすぎたかしら?」という心配をよそに、きれいになくなりました。ありがとう。

 

 

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8月19日昼ごはん。めずらしくカルボナーラ風のパスタです。冷蔵庫の中がさみしくなってきて、にんにく、ベーコンと卵、シュレッドチーズでえいやっと作りました。カルボナーラは卵黄だけもしくは全卵+卵黄で作るとなめらかですが、ここは家庭料理、全卵5つで豪快に作りました。なかなかおいしくできた、なんて思っていたのですが、食べなれないせいか双子さんには不評でした。

 

 

……食卓にお盆らしさはないけれど(てんぷらとかね)、みんなでわいわい食べて飲んで親交を深めるお盆期間となりました。

 

もうほんと、ずっと楽しかったんです。

 

今回はかなり自然体にお客さんを迎えることができて、もう、いつだれが来てもだいじょうぶな気構えです。

たとえ星野源さんが来ても、通常営業でごはん出せる自信があります。

(そんなことあるわけないけど……)

 

そんなわけで、わがやに遊びに来たいと言ってくださっているみなさん、遠慮なく来てくださいね。

 

 

さてさて今週からは通常営業。

焦らずたゆまず、淡々と日々の食記録は続きます。

 

明日からもごはんがおいしく食べられますように。

 

 

 

焼きなすのマリネ 2017.8.8

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朝ごはん

・とりめし他

 

 

 

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昼ごはん

・とりめし

・わらび餅

・ぬか漬け

 

 

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夕ごはん

・ごはん

冷や汁

・焼きなすのマリネ(バジル)

 

 

……ひさしぶりの故郷の味だよ。

 

今日は、生協の会議で出す料理を朝から2品作りました。

本当は前日に仕込んでおくつもりがかなわず、朝ドタバタになり、朝ごはんとして何を出したかも覚えていない体たらくでした。

 

わが郷土の味・大分のとりめしと、さつまいも葛粉で作るわらび餅です。

 

とりめしは前にもレシピ書いたかな。

炊き込みではなく混ぜご飯である点が特徴です。

今回も、おかげさまで皆様に絶賛していただきました。

 

さつまいも葛粉というのは、自然栽培野菜、自然食品で有名な「ナチュラル・ハーモニー」のオリジナル商品です。

片栗粉と本葛粉のいいとこどりで、もちっとした食感が出ます。

冷やしてもダレません。

www.mai-rice.com

 

 

夜の冷や汁は言うまでもなく大満足でしたが、想像以上においしかったのが焼きなすのマリネでした。

 

1.なすはヘタを落とし、身に竹串でところどころ穴を空け、グリルで皮が焦げるまで焼きます。

2.焼いたなすの皮をはぎ、縦に細く割いて皿に盛ります。

3.たっぷりのオリーブオイル、塩、ライム、ちぎったバジルをかけます。

 

なすは油と相性がいいのは定説ですが、良質なエクストラバージンオリーブオイルはやはり最高ですね。

なす1袋がぺろっと消えました。

 

さて、明日から怒涛の来客週間。

どんな料理でみんなのおなかを満たそうかしら?

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。

 

トマト納豆鍋カッパ編 2017.8.7

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朝ごはん

・塩おにぎり

・ぬか漬け

・ほうじ茶

 

 

 

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昼ごはん

・塩おにぎりの残り

・ごまだれ和え麺

・ウインナー

・自家製ロースハムの残り

・焼きホタテ(おとといの夜の忘れ物)

・焼き野菜(おとといの夜の残り)

 

 

 

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夕ごはん

・ごはん(古代米ミックス)

・トマト納豆鍋(カッパバージョン)

・焼いた京がんも

 

 

……肉が変わるとおもむきが変わるね。

 

 

今日は、とある保育園の園開放日に行くので、持っていけるようにおにぎりをたくさん作りました。

 

昼は、そのおにぎりの残りと、残り物各種でまかなえました。

ホタテは、本当はおとといの夜のバーベキュー用だったのですが、忘れていました。

幸い悪くはなっていなかったので、リベンジです。

やはり、殻付きで焼くとおいしいですね。

 

ウインナーやハムは調理用の金属の小皿に入れて、やる気のなさ全開ですねぇ。

 

夜は、ミニトマトがたくさん残っていたので、トマト納豆鍋に。

豚肉がなかったので、カッパで作ってみることにしました。

 

1.しょうが、にんにく、玉ねぎをみじん切りにします。カッパは1センチ角くらいに小さく切ります。トマトは乱切りに。

2.鍋にたっぷりのなたね油を熱して、1のしょうが、にんにく、玉ねぎを炒めます。

3.しんなりしたらカッパと塩を加え、色が変わったら納豆を入れて、ねばりがなくなって鍋底にはりつくまでよーく炒めます。

4.トマトを入れ、水をかぶるくらいまで入れて強火で煮込みます。

5.全体がまとまったら塩で調味してしばらく置きます。

6.温め直して、ごま油と醤油、たっぷりのすったえごまを入れていただきます。

 

本当は長ねぎを使うところ、なかったので玉ねぎで代用しました。

 

カッパだとかなり濃厚になりますね。

味つけも、塩だけじゃなくて醤油も入れたほうがまとまりが出ます。

しかし、濃厚すぎたのか、子どもたちは一切手を出さず。

 

次は、ちゃんとレシピにのっとって作ってみます。

 

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そうそう、こんな美しい桃も食べたんでした。

生活クラブで取り寄せた、山形県産の「紅国見」という品種です。小ぶりで硬めなところがかわいらしく、とても甘くて味が濃かったです。

「桃が硬い! 熟してないじゃないか!」とクレームになることがあるそうですが、品種によって硬くても完熟している桃はたくさんあるようです。

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。

 

 

 

 

安曇野のおいしい朝ごはん 2017.8.6

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朝ごはん兼昼ごはん

安曇野「ラトリエ・デ・サンス」にて

スクランブルエッグと焼き立てパン、コーヒー(夫とわたし)

・クロワッサン、オレンジジュース(双子さん)

・パンケーキ、カフェオレ(長男)

 

 

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夕ごはん

・冷や麦

・雲白肉(ごまだれ)

・冷奴

ミニトマト

 

 

……おいしい朝ごはん、また見つけましたよ。

 

やる気の出ない朝、見かねた夫が「朝昼兼用で食べに行くか」とうれしい提案をしてくれました。

 

安曇野あたりで調べて、おいしそうな朝食を出しているお店に行ってみることに。

 

「ラトリエ・デ・サンス」というお店で、ビールの自家醸造とコーヒーの焙煎、ジェラート、そして「レオニダス」のチョコレートを売りにしているお店です。

 

食事は、量も十分だし、どれも丁寧に作られていてナイスでした。

 

特にサラダは、いろんな野菜がそれぞれ下ごしらえをされていて、ドレッシングの絡み方は均一で、手がかかっていることがわかります。

外食だとサラダが残念なことが多いので、これはうれしかったです。

 

スクランブルエッグもおいしくて、かかっていたケチャップはおそらく自家製か地元の物ではないかな? さらっとしていました。

 

長男が頼んでいたパンケーキも、とてもおいしかったですよ。

はちみつ、メープルシロップ、バター、ホイップクリーム、リンゴの甘煮が添えられていて、なかなか贅沢です。

 

お店がとても広くてゆったりしているので、気分的にもいいですね。

とても満足でした。

 

夜は、冷や麦と最近気に入っている雲白肉的なもの。

ごまだれがポイントで、これをかけると大抵のものがおいしくなるんじゃないかというたれなのです。

 

今日は醤油麹がなかったので、以下の材料で作りました。

おろしにんにく、おろししょうが、味噌、黒みつ、醤油、ねりごま、ごま油。

固かったので、水を少し加えました。

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。

 

縁側バーベキュー 2017.8.5

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朝ごはん

・ごはん(古代米ミックス)

・みそ汁(わかめ/いりこだし)

・朝ごはんセット

・ぬか漬け

・さばへしこ

 

 

 

 

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昼ごはん

・セルフ冷やし中華

ミニトマト

 

 

 

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夕ごはん

縁側バーベキュー

・はんぺん

・自家製ロースハム(厚切り)

・ウインナー

ケバブ(合いびき肉、バジル、クミンシード)

・野菜(ズッキーニ、ゴーヤー)

・蒸しとうもろこし

・ビール

 

 

……家のごはんはホッとするね。

 

旅から帰ってくると、家のごはんはやはりホッとします。

慣れた味ということでしょうか。

 

しかし、上げ膳据え膳生活だったため、食事を作るのにはいささかエンジン出力を上げなくてはなりません。

今回は、さばへしこのおかげでうまく離陸できましたよ。

 

昼のセルフ冷やし中華は、冷蔵庫を見てひねりだしたメニューです。

 

生活クラブ生協の中華生麺はすごくおいしいのです。

熱いラーメンはもちろん、ゆでて冷水でしめたバージョンもなかなかです。

 

具は、冷凍コーンをゆでたもの、自家製ハムの細切り、きゅうりのせん切りです。

きゅうりは3本使いました。

 

たれは、冷凍とりがらスープ(これも生活クラブ生協に醤油、酢、砂糖、酒を入れて煮立たせたもの。

かなり好評でした。

 

今日は青木村の夏祭りで夜は花火があがるということで、久しぶりの縁側バーベキュー。

はんぺんとケバブが出色でした。

(はんぺんも生活クラブ生協。加工品においしいものが多いんですよね)

 

ケバブはひき肉だから本当はケバブじゃないんだよな。

うちではもうこの名前で通ってしまっていますが……。

 

合いびき肉に「ちぎったバジル、パン粉(つなぎ)、塩、黒こしょう、クミンシード、牛乳(水分)」を入れてよく混ぜ、わりばしに棒状にくっつけていくだけです。

スパイスやハーブが入ることで異国感と食欲がわく香りが出てきます。

 

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バーベキュー、前は肩に力が入り気味だったんですが、今はわりと自由に、そのときあるものでやれるようになってきました。

火をおこすのも、終わった後の網の片付けも手慣れてきて(夫担当)、わがやではバーベキューのハードルがかなり下がってきました。

 

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花火は8時から上がりました。

写真だとちっこいんですけど、会場がすぐそばなので、かなりの迫力です。上がる数も多くて見応えがあるんですよ。

わがやは双子さんが怖がって号泣してしまい、花火鑑賞どころではなくなってしまいました。

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。

 

京都→富山→石川 2泊3日の子連れ旅で食べたもの

 

 

 

 

 

京都=肉イベント、富山=海水浴 

ちょっと早い夏休みということで、京都に1泊、富山に1泊する旅に出ました。

メンバーは、夫、長男(8歳)、双子さん(ニア3歳)、わたしの5人です。

3日間食べたものを振り返ります。

  

1日目(青木村→京都)

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朝ごはん

●中央道「駒ヶ岳サービスエリア」にて

・豚汁定食&納豆(夫とわたし)

きつねうどん(双子さん)

・ラーメン(長男)

  

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昼ごはん

滋賀県栗東市の道の駅「アグリの郷 栗東」にて

・まるっぽ豆腐定食(夫)

・天丼(長男)

・まるっぽ豆腐うどん&かやくごはんのおにぎり(双子さん)

・鯖寿司の高菜巻き(わたし)

  

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夕ごはん 

京都市「焼肉料理屋 南山はなれ」にて

東海大学で育てた熊本あか牛の焼肉セット

●宿に帰って

・宴会(昼に買った「鯖寿司の高菜巻き」と「割木の巻寿司」)

・ビール 

 

 

2日目(京都→<滋賀、福井、石川>→富山県高岡市) 

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朝ごはん

京都市イノダコーヒ本店」にて

・ハムトースト&コーヒー(夫)

・ ミックスジュース(長男)

・トースト(双子さん)

・ロールパンセット(わたし)

 

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昼ごはん

●石川県金沢市「金沢まいもん寿司本店」にて

・地魚の回転ずしいろいろ

 

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夕ごはん

富山県高岡市の民宿「女岩荘」にて

・お刺身

・氷見牛の焼き物

・ごはん入りの茶碗蒸し

・タコの酢の物

氷見うどん……など

 

 

3日目(富山県高岡市→石川県片野→青木村

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朝ごはん

●民宿「女岩荘」にて

・ごはん

・あさり汁

・焼き鯖、卵焼き

・いか焼き……など

 

昼ごはん

北陸道小矢部川サービスエリア」にて

・白エビラーメン(夫)

富山ブラックラーメン(わたし)

北陸道「有磯海サービスエリア」にて

・ます寿司(夫)

・醤油ラーメン(長男)

氷見うどん(双子さん)

・牛カルビ丼(わたし)

 

夕ごはん

●自宅にて宴会

・枝豆

・ウインナー

・スナック

・生ビール、ハイボール……など

 

 

心にのこったごはんベスト5

 

1.熊本あか牛

 

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これこそが、今回の旅行のいちばんのお目当てでした。

京都は北山の「焼肉料理屋 南山」が企画したイベント「いのちをいただく作法」の懇親会でいただきました。

 

このイベントは「焼き肉料理店×食肉解体のプロ×助産師さん」によるトーク&肉捌き実演という、なかなかお目にかかれない内容でした。

8月2日(水)「いのちをいただく」作法 トーク&肉捌きライブ | 南山からのお知らせ

 

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写真:熟成させた「近江牛(経産牛)」「京たんくろ牛」「熊本あか牛」が登場。

 

本当においしいものは少量で満足できることを再確認。

赤身の素晴らしさはもちろん、腸とレバーの新鮮さと香りの良さにノックアウトされました。

 

「焼肉料理屋 南山」は「ミートカレッジ・ギューテロワール」というイベント・研修スペースも運営していて、社員を肉職人の本場フランスに研修に出すなど、牛肉まわりにかなり力を入れています。

選ぶ牛肉についても、いわゆる等級にとらわれない価値観を持っています。肉質がよくないとされがちな経産牛(子どもを産んだ牝牛)も取り入れ、それぞれのお肉の個性を打ち出してます。

また、ムスリムフレンドリーメニューも用意し、ハラール和牛として認められたお肉も提供しているのです。

びっくりしたのは、これから敷地内で食育に力を入れた保育園もはじめるとのこと。

こんな焼肉屋さん、はじめてです。

このお店のためだけに京都に来る価値があるのではないかと感じました。

 

2.道の駅で買った巻き寿司 

 

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1日目の夕食は双子さんたちが思いのほかたくさん食べて、大人は満腹にならなかったので、宿に帰って昼に買った巻き寿司などで宴会をしました。 

 

「鯖寿司の高菜巻き」は、しめさば、せん切りにしたガリ、きゅうりが巻かれているさわやかな巻き寿司。

「割木の巻寿司」は、甘辛く煮た太いごぼう、玉子焼きなどが入ったやさしい味でした。 

こういう、地元で長く愛されているであろうお寿司が大好きです。

 

ちなみに、今回の宿はこちら↓

ヴィラコート烏丸七条 - ゲストハウスイン京都 (京都市) - Booking.com

おそらく以前はワンルームマンションか会社の寮だったところをゲストハウスに改装した宿です。

チェックインはセルフで、宿の管理人に一切会うことはありませんでした。

小さいキッチンと洗濯機、冷蔵庫、浴室乾燥機、ダイニングセットがあり、気軽さと便利さ、清潔感は言うことなし。我々のような子連れにはすごく使いやすかったです。

 

3.イノダコーヒ本店の朝食

 

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イノダコーヒ本店は、わたしが出張で京都に来たときによく朝ごはんを食べていたお店です。

わたしは旅先での朝食に強い憧れと理想がありまして、贅沢さは求めませんが、心が豊かになるような内容・シチュエーションをどん欲に求めます。

 

イノダコーヒ本店に家族で来たのははじめてで、ちょっと感慨深いものがありました。

昭和のにおいが濃く残る贅沢な空間です。

 

ここの「ハムトースト」が大好きすぎて、これしか頼めない体質になっていましたが、今回はロールパンセットにしてみました。エビフライが挟まれているかわいいロールパンでした。

 

4.金沢の回転ずし

 

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金沢はお寿司のレベルがかなり高いそうで、回転ずしも同じくという話でした。今回は、いちばん人気の「金沢まいもん寿司本店」に行ってみました。

地魚のお寿司がたくさん! 回転ずしと回らないお寿司屋さんでは扱っているネタにかなり違いがあるのですが、ここは回らないお寿司屋さん級のネタを回転ずしで食べられるという印象です。

もちろん、ものによっては決して安くはないのですが(のどぐろは2カン650円。まあ、それくらいしますよね)、子連れにとっては気軽さとハイレベルなネタの融合はありがたい限りです。

 

生甘海老、ぼたん海老、能登岩だこ、かわはぎ、能登すずき、七尾のあじ、赤いか……どれもおいしかったです。

 

5.民宿での朝食

 

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民宿の朝ごはんは地味ながら満足感がありました。

白米は炊き立てで、あさり汁もおいしい。

卵焼きは懐かしい甘めの味付けの、ところどころ茶色いホームメイド。

いちばんうれしかったのは、いか焼きです。

まさにめし泥棒。その土地の飾らない料理を食べさせてくれるのがいちばんですね。

 

ちなみに、今まで食べた旅先の朝食ナンバーワンは、輪島の民宿「深三」です。

地元のものをセンスよく料理してあって、しみじみおいしくて。舟盛りや、いかにも懐石をなぞった風の派手な料理が食べたいわけではないので、どストライクな内容だったのです。

宿の料理はお漬物や珍味・先付といった“外注系”がいまひとつなことが多くて完食できないのですが、「深三」の料理は毎食すべて完食していました。

 

番外 おみやげで買った「へしこ鯖」

 

へしこというのは、石川~鳥取にかけて食べられる、糠に漬けた魚介の保存食です。鯖、ふぐの白子、いわしなどが有名です。

わたしはこれが大好きでして。

帰ってきた翌朝に食べましたが、いくらでも食べられるというか……旨みと香りが最高です。

今回は滋賀県を通り、その間、ずっと「鮒ずし食べたい」と思っていました。

へしこには、むくむくわいていた「鮒ずし心」すらも鎮まるほどパンチがありましたよ。

 

 

旅先での子連れごはん

 

朝は6時半に家を出て、8時半に中央道「駒ヶ岳サービスエリア(SA)」、12時過ぎに滋賀県栗東に。

 

車で旅に出ると、SAでごはんを食べることがあります。

麺類を頼むことが多かったんですが、値段の割に残念な場合がほとんどで、最近は豚汁定食を頼むことが多いです。

大人のおなかにもやさくて、双子さんくらいの年齢(2~3歳)の子どもに食べさせやすいのもいいところです。

 

長男は醤油ラーメン一択です。

これはこれで、たいていのところにあるので助かります。

 

3日目の昼食は、午前中海水浴をして体を使ったせいか、わたしは「ラーメン食べたい」になっていました。

なんならカップヌードルでもいい気分。

ラーメン1杯では足りなくてカルビ丼まで食べてしまいましたよ。

体を使うと、こういうのが本当においしいですね。

 

ちなみに今回のSAだと北陸道の「有磯海SA」が新しくて、食事系も抜群でした。

 

道の駅も、子連れの旅だと助かります。

今回は、滋賀県栗東市にある道の駅「アグリの郷 栗東」に行ってみることに。

 

ここは、幸せの黄色い新幹線(というふれこみの)ドクターイエローが見られる道の駅なのです。

双子さんは現在ドクターイエローに夢中なので、好都合。

たしかに、かぶりつきで東海道新幹線が見られます。

数分ごとに通るので、新幹線好きにはたまりません。

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しかも、道の駅としてもがんばっていて、豆腐、ジェラート、パンなど力を入れている商品がいろいろ。

お弁当関係、特に巻きずしがおいしそうで思わず買いこんでしまいました。

豆腐は本当においしくて、特にさいの目切りにした豆腐とお揚げの卵とじがのっているうどんはいかにも関西らしい“おうどん”で、うれしくなりました。

 

レジの女性に「双子さんですか?」と声をかけられて話していると、「うちも、長男、男の子の双子、さらに4人目も男の子なんですよ」と驚きの告白! 大先輩だ!

「袋はいりません」とお伝えしたのですが、簡単なビニール袋に3人の買い物をそれぞれ分けて包んでくれた心づかいがさりげなくて、感激でした。

(こうやって自分で持てるようにしておかないと、お子さんたちは納得しない)

 

道の駅は地元の方が働いているので、ちょっとした心遣いを受けたり、子どもフレンドリーだったりすることが多くて、まさに憩いの場です。

地元色豊かな商品を眺めるだけでも楽しいですしね。

 

……そんなわけで、食生活も充実した3日間でした。

 

ごちそうさまでした。

 

明日からもごはんがおいしく食べられますように。