一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

麦茶ボトルはアウトドア用品で

夏といえば麦茶。

 

 

お子さんがいるご家庭はとりわけ、夏場は量産することになります。

 

 

我が家も同様で、今年の夏も一日一回、多いときは二回作っていました。

一回あたりの量は4リットルです。

(麦茶は夫がほとんど作ってくれていました)

 

 

淹れた麦茶を保存する容器はいろんなものがありますね。

わたしもよくチェックしています。

 

 

持ちやすくて、洗いやすくて、扱いやすくて、デザインがうるさくないもの……。

でも、なかなかコレというものがありません。

 

 

今年、一回4リットルに対応するために容器を買い足さなくてはならなくなりました。

 

 

そこで、いろいろ検討した結果採用したのが……

 

 

 

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アメリカ、ナルゲン社製の「ナルゲンボトル」です。

珍しくMade in USAなのです。

 

 

これ、登山などのアウトドアをやっている方にはおなじみの「水筒」ですね。

 

 

今回は、ナルゲンボトルのKitchenシリーズ1.0リットルを麦茶用に採用しました。

本来はパスタや乾物などの保存を想定したシリーズです。

が、水筒と同じ仕様のようなので、液体を入れても問題なさそう。

 

 

なぜこれに目をつけたかというと、水筒として売られているナルゲンボトルより値段が安いのと、デザインがシンプルだったからです。

 

 

また、ナルゲンボトル最大の特徴として、蓋にパッキンなどの異素材の部品がついていないのに漏れることなくしっかり締まる、ということがあります。

洗う時にとても楽で、消耗部品がないためメンテナンス性に優れています。

冷蔵庫で横倒しにしても漏れません。

この扱いやすさは特筆すべき点です。

 

 

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写真:漏れないとはいえ、締めるときはしっかり締めてね

 

 

ひところ問題になった環境ホルモンBPA(ビスフェノールA)フリーであることも特徴のひとつです。

 

 

ちなみに、耐熱耐冷温度は本体が-20~100℃です。(蓋は0~120℃)

まだ熱い麦茶を入れてもだいじょうぶ。

 

 

ナルゲン社は、もともとは化学研究用の備品を作っている会社でした。

この製品を、登山やアウトドアで持ち運ぶ食料品や水の容器としてフィールドに持ち出している人たちがいることを知って、アウトドア専用品として開発したのが「ナルゲンボトル」なのだそうです。

 

 

うちは、もともと水筒としてナルゲンボトルを使っていました。

すごく便利で、特に夏場は毎日のように稼働しています。

 

 

 

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落としたりぶつけたりしているので、外側はボロボロですね。

そうそう、軽量なのに丈夫なのもいいところ。

子どもにも安心して使わせられます。

 

 

水筒タイプは蓋が本体とつながっている仕様のものが多く、賛否が分かれるところです。

わたしは、少々飲みにくくはありますが、それでも蓋をなくすリスクがゼロになるのはいいなぁと思っています。

特に登山の最中に蓋をなくすと、本当に困ってしまいますからね。

 

 

アウトドア用品は、ふだんの生活にも使えるものが多いですね。

うちは、クッカーを鍋やボウルとしてふだんも使っています。

今はアウトドアで使うことはほとんどないので、こうやって元を取っているところです。

 

 

一人暮らしなどで生活がコンパクトならば、揃えられるものはアウトドア用品で揃えてしまったほうが、用意する防災グッズは少なくて済みそうですね。

災害時は、ふだんから使い慣れているというのは大きなメリットになるでしょう。

 

 

知人の方は、ふだん家で寝る時も寝袋なのだそうです。

アウトドア志向のある方というわけではなく、単に「これで充分だから」とのこと。

しっかりしたお布団に大の字で寝る気持ちよさも捨てがたいですが、たしかに慣れれば寝袋で充分かもしれません。

朝起きたら、椅子の背などにかけて湿気を逃がせばOK。

洗える寝袋ならば、お布団よりむしろ清潔といえます。

 

 

ああ、アウトドアグッズ熱が再燃しそう……。