一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

フライパン逡巡

ご無沙汰しております。

 

 

今日は、ふと思い立って書き出しました。

 

 

わたし、ときどきフライパンが欲しくなるんです。

 

 

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写真:今は出番のない、絵本シリーズ「バムとケロ」のケロちゃんフライパン。これでパンケーキを焼くとケロちゃん模様が浮かび上がってとってもキュート。最初の数回はよかったんですが、すぐにこびりつくようになってしまってお蔵入りです。もうちょっと高い値段でいいから、こびりつきにくい仕様にしてもらえるとうれしいなぁ。

 

 

じゃあ買えばいいじゃん。

 

 

でも、用がないから買えないんです。

 

 

……あれ? なんかジブン、めんどくさい人みたいじゃないですか?

もう少々お付き合いくださいね。

 

 

 

うちには「焼く」「炒める」ための調理器具として、スキレット2種と直径33センチの中華鍋(広東鍋)があります。

 

 

スキレットは重いです。

大きいほうは直径30センチもあるので、かなりの重量です。

両手で持てるように取っ手が二つ付いているほどです。

 

 

お料理好きだった人が、年配になって「重くてつらいから」とル・クルーゼを手放すなんていう話を聞くと、わたしもいつスキレットが使えなくなるのだろう……と週1回くらいは考えてしまいます。

 

 

でも、すごくおいしく焼けるのです。

スフレみたいな卵焼きは、重い蓋をしたスキレットならではの唯一無二の食感。

ステーキだって、パンケーキだって、あきらかにおいしく焼けます。

目玉焼きもそう。

 

 

そして、中華鍋。

炒め物はもちろん、蒸したりゆでたり、はたまた煮物にも八面六臂の活躍ぶりです。

鍋を2つに絞れと言われたら、ごはんを炊く鍋と中華鍋ですね。

それくらい使える奴なのです。

 

 

となると、フライパンの出番はないわけで……。

 

 

それでも、スキレットを出すのはおっくうだなぁ、中華鍋だと大きいなぁという時はあります。

ちょっと炒めたい、ちょっと焼きたいというときです。

 

 

そこで、こんなものを引っ張り出してきました。

 

 

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写真:スウェーデンのメーカー「トランギア」のものです。取っ手はヤットコのように取り外しできるようになっています。

 

アウトドア用のアルコールストーブのクッキングセットに、フライパンとして組み込まれています。

アルミを陽極酸化皮膜処理したものです。

ちょっとウインナーを炒めたい、というような時に使えそうです。

軽すぎて安定感に欠けるのが短所といえば短所ですが、アウトドア用品ですからね。

必要にして充分です。

 

 

あっ、フライパンが定期的に欲しくなる理由を思い出した。

 

 

焼き餃子です。

 

 

スキレットでおいしく焼けるはずなんですが、使っている皮がくっつきやすい性質なのか、なかなかきれいに剥がれないんですよね。

そんなとき、フライパン、なんなら最近はやりのセラミック製のフライパンなんかが気になりはじめるのです。

 

 

とはいえ、今は調理道具が増えることを厳に戒めておりますので、何とか腕でカバーする方法を模索することにして、結局は買わないのですが。

 

 

もし、いつかフライパンを買うことがあれば、ご報告しますね。