一汁一菜でよいという実践

信州のめぐる四季のなかで食と食まわりを坦々と記録する日々。余裕のない日は一汁一菜以下、そうでない日はそれなりに。

ごはんを作ることぐらいしか能がない 201711.10~15

今回はダイジェストで送ります。

11月10日~15日分です。

 

 

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11月10日(金)

昼ごはん

・自家製ピタサンド

……パンが食べたいけれど買いに行くのは何か違うと感じて、「そうだ、ピタパンなら家でできるかも?」とレシピ検索。

ありました、ありました。

「強力粉、水、オリーブオイル、塩、ベーキングパウダー」でフライパンでできるレシピです。

アレンジで全粒粉と白ごまを入れてみました。

が、参考にした写真では焼くときれいに膨らんでいたのが、うちのはぜんぜん膨らまず。柔らかすぎたか、ベーキングパウダーが少なかったか。要研究です。

それでも、半分に切ってそおっと開くとちゃんとポケット状になりました。

具はウインナー、即席ザワークラウト(キャベツ、クミンシード、塩、白ワインビネガー)、さば水煮缶です。

すごくおいしくて、冷凍用に多めに作ったのが全部売れてしまいました。

 

 

 

 

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11月11日(土)

朝ごはん

・パンケーキ

・次郎柿

・ミルクティー

……久しぶりのパンケーキです。ずいぶん焦げ茶色に焼けてしまいましたが、これはこれでおいしい。というか、わたしは焼き菓子はかなりしっかり焼きこんだのが好きで(はしばみ色というやつですね)、聞けば長男も「パンケーキは焦げ気味なほうが好き」と言うではないですか。

シロップは竹風堂の栗みつ。

栗の風味が良くて、さらっとした甘さで、とてもおいしいのです。

おそらく、栗の甘露煮などを作ったときに余る汁をうまく再利用、販売しているんだと思うんですが、かなり使えます。

ヘタなメープルシロップよりもおいしくて、おすすめです。

 

 

 

 

 

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11月11日(土)

昼ごはん

・えびチャーハン

・とうもろこしの澄んだスープ

……いつもの卵チャーハンでもよかったんですが、豪華版としてむきえびを入れたら、赤い色がきれいです。えびって、なんでこんなにおいしいんでしょうねぇ。

スープは、いつもの冷凍とりがらスープに、同じく冷凍のホールカーネルコーンを入れただけ。とうもろこしを「たいもりち」と呼ぶ三男が、たくさんおかわりをしていました。

 

 

 

 

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11月12日(夜)

夕ごはん

・ごはん

・里芋と鶏肉のグラタン

・ゆでた小松菜

……前に買った里芋をグラタンに。

里芋は蒸して皮を除き、手で粗く潰しておきます。

鍋で鶏もも肉、玉ねぎ、えのきを炒めます。

これらをベシャメルソース、シュレッドチーズを合わせて耐熱容器に。上にパン粉とシュレッドチーズをのせてオーブンで焼きます。

里芋がこんなにベシャメルに合うとは。これはおすすめです!

 

 

 

 

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11月13日(月)

昼ごはん

・にゅうめん

……長男風邪っぴきにつき、浮かんだのがこのにゅうめん。干ししいたけを甘辛く炊いたのと、錦糸卵をのせて……というところまで具体的に浮かびました。

そんなわけで、朝のうちに干ししいたけを戻しておきました。

錦糸卵は久しぶりに作ります。溶き卵に白たまり、メープルシロップ、水溶き片栗粉を入れて作ります。

ちょっと手間のかかるメニューですが、これがとってもおいしいのです。

汁はだしパックだけでなく、ちりめんじゃこも入れてだしを取っています。

長男は具なしの素にゅうめんを食べました。

 

 

 

 

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11月13日(月)

・大根葉めし

・ひらまさの塩焼き

・絹ごし豆腐とえのきと錦糸卵のスープ

・ごぼうと牛カッパ肉のきんぴら

……生活クラブの大根が立派な葉っぱつきだったので、久しぶりにゆでて刻んで水けをしぼった大根葉と炊き立てごはんを合わせました。

ごぼうは単独できんぴらにと思っていましたが、冷凍庫に以前ゆでて割いておいた牛カッパ肉を発見して、合流させました。

ごぼうと牛肉はよく合いますね。(いや、鶏肉でも豚肉でも合うごぼうがすごいと言うべきか)

スープは、昼の残りの錦糸卵を入れたところ、優しい味に仕上がりました。

同じ卵でも、かきたまにするのとまたぜんぜん違う感じですね。

強いて言うなら、柔らかい干し豆腐といった感じでしょうか。

 

 

 

 

 

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11月14日(火)

昼ごはん

・ごはん

・みそ汁(朝の残り。大根とえのき)

・目玉焼き

・納豆(柚子サルサ入り)

・ごぼうと牛カッパ肉のきんぴら(昨夜の残り)

・白菜のお漬物

……残り物、ありものオンパレードの昼食です。納豆に柚子サルサ(柚子胡椒と同じ)はよく合いますね。目玉焼きは投入タイミングに差ができて、結果的におのおの好みの固さに仕上がって、結果オーライに。家庭料理ならではですね。

 

 

 

 

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11月14日(火)

夕ごはん

・塩バター鍋

・ラーメン

……これも久しぶりの当番メニュー。鶏肉の骨付きぶつ切りはいったんゆでこぼします。大きな鍋に、潰して皮を除いたにんにく5片、鶏肉、水を入れてじっくり煮ていきます。鶏肉がしっかり煮えたらキャベツを入れて蓋をします。キャベツがくったりしたら豚肉、きのこ、塩を入れてひと煮立ち。最後にバターをたっぷり入れて、塩味を調味してできあがり。

食べるときはポン酢がよく合います。醤油、柚子果汁、小ねぎ、柚子サルサで食べました。

シメまで待っていられない双子さん向けに、最初にラーメンを投入。無言で食べてお代わりしていました。

 

 

 

 

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11月15日(水)

夕ごはん

・ごはん

・麻婆春雨

・ごぼうと牛カッパ肉のきんぴら(残り物)

・白菜のお漬物

……わがやは春雨好きが多いので、麻婆春雨は争奪戦になるだろうと踏んで、今日は春雨を多めに戻しました。

ちょっと前に、豚もつをタレに漬けたあとに素揚げしたんですが、そのときの揚げ油がまだ残っていました。タレの香辛料の風味と肉の風味がしっかりついて、香り付きラードのようになっています。

この油を使って、みじん切りのしょうが、豚ひき肉、たっぷりの長ねぎみじん切りを炒め、「黒大豆みそ、自家製みそ、酒、砂糖、にんにく醤油」を混ぜたもので味付け。

とりがらスープと水を加えて煮立てたら、戻して食べやすく切っておいた春雨を投入し、よく味を含ませます。

最後、水溶き片栗粉でまとめて、冷凍グリーンピースを散らしてできあがり。

みんな夢中で食べてくれました。

風邪っぴきだった長男も、「いくらでも食べられる!」と言ってくれるではないですか。

双子さんたちも「これ、おいしいねぇ」、夫も「うまい!」とバクバク食べてくれました。

 

 

先週から今週にかけては、落ち込むこと、自己認識を考え直さないといけない出来事が立て続けに起こって、40にしてようやく歯車がかみ合いはじめていたように感じていた自己肯定感がしゅるるるるるるる~としぼんでしまいました。

 

今のわたしは、料理を作ることぐらいしか能がなく、人を喜ばすこともできないのだなーと感じています。

 

まあ、それだけできりゃ上等じゃないか、という自分もいて。

 

自己認識がどうであろうが、自己肯定感がどうであろうが、日々は続いていきます。

 

 

ごちそうさまでした。

 

明日もごはんがおいしく食べられますように。