友遠方より来る、ポポー、善光寺、栗おこわ 2017.10.24~25
25~26日は、東京から友人のHさんが遊びにきてくれました。
2日分をダイジェストでお送りします。
<24日>昼ごはん
「丸木屋」にて
・唐辛子そば(中辛)
……午前中は生活クラブの集まりがあり、その帰りにHさんを上田駅に迎えに行く段取りだったので、久しぶりに「丸木屋」でラーメンを。どのラーメンを食べるかはいつも、券売機の前に立ってはじめて、インスピレーションで決めています。「にんにくそば」を食べたい日はつかれているときなんですが、唐辛子そばを頼みたいときはどんなときだろう? いつもと変わらずおいしかったです。
おやつ
・スイートポテト
……昨日のうちに作っていたスイートポテトです。今回も、結局は前回と同じような作り方に。ゆるめに作って、仕上げに卵黄を塗って照りを出しました。甘さ控えめでおいしかったですよ。ちゃんと裏ごししたのも、そのうち作りたい。


<24日>夕ごはん
・ごはん
・鶏と白菜、きのこの鍋
・りんご、ポポー
……Hさん歓迎の晩餐は、ドーンと30センチのアルマイト鍋で鍋ものです。鶏肉は「骨付きぶつ切り、親鳥のつくね、せせり」の3種を使いました。きのこは「ヒラタケ、ヤマブシタケ、クリタケ」の3種。だしパックでベースを作っていたとはいえ、やはりこれだけのだしが出る材料が入ると、味は穏やかながらパワフルで滋味深いです。クリタケは栽培ものながら、この時期だけ出るもの。見た目も味わいも、山のきのこに近いです。
食後の果物として食べた「ポポー」は、マンゴーとバナナを足して2で割った感じ。青木村の道の駅で買いました。北米原産の果物で、日本には明治期に入り「アケビガキ」という名前で呼ばれていたそうです。見た目は割れていない黄緑色のアケビ、という感じなのでナルホド。マンゴーも昔は流通していなかったでしょうから、柿にたとえたのもわかります。強い植物なので普通に無農薬栽培でき、あまり手間がかからないそうですよ。しかし、うまいうまいと食べ過ぎてからだが冷えたようで、わたしはこのあとのどが痛くなったのでした。
<25日>朝ごはん
・おじや(昨夜の鍋のリメイク)
・スイートポテト
・りんご
……昨夜のごはんは薪ストーブオーブンで炊いたのですが、放置しすぎて焦がしてしまったのでした。で、きょうはその失敗ごはんでおじやです。焦げが焼き米のような香ばしさを醸し出し、絶妙!スープは薄めの鶏白湯といった風情で、朝の胃の腑に沁みます。
Hさんは善光寺参りをしたことがないというので、お連れしました。雨の平日なのでお客さんは少なめ。ゆっくり見られました。濡れた紅葉になんとも言えない風情がありましたよ。
じつはここでいちばんおもしろかったのが「お戒壇巡り」。ご本尊の地下の回廊を、一筋の光もない中で巡り、ご本尊の真下に懸かる「極楽の錠前」に触れる、というものです。まさかここで「ダイアローグ・イン・ザ・ダーク」(下記リンク参照)を体験できるとは!もちろんお寺ですからアトラクションではなく、これも立派な「行」。大人500円、小中学生50円と、大人はちょっとためらう絶妙な金額ですが、これはぜひ体験されることをおすすめします!
<25日>昼ごはん
長野・善光寺「竹風堂」にて
・山里定食
……栗菓子で有名な竹風堂の2階にある喫茶室にてお昼です。山里定食は、栗おこわ、みそ汁、山菜と高野豆腐の煮物、むかごのくるみ味噌和え、お漬物とシブい定食です。おこわはお菓子屋さんのおこわらしく、甘めの味付けです。なかなかおいしかったですよ。Hさんは栗おしるこ(栗があんになっている!)と、栗ようかん(これも栗があんに!)とお抹茶を楽しんでいました。長男も山里定食を頼んだのですが実は「みそ汁だけ食べたかった」らしく、おい!なんちゅう注文の仕方をするんじゃ!と軽く叱りました。ほかのおかずはわたしがいただき、栗おこわはお店の人にお願いして持って帰りました。
<25日>夕ごはん
・ごはん
・豚スペアリブとひよこ豆の煮込み
……Hさんが帰って、ちょっとさみしい晩餐です。今日は、一昨日から解凍しておいた豚スペアリブと、戻しておいたひよこ豆で、田舎風の煮込みです。豚スペアリブとひよこ豆はそれぞれ一旦ゆでこぼし、鋳物鍋に玉ねぎ、ひよこ豆、豚スペアリブを重ねて入れ、塩こしょう、セージの葉、水を入れてふたをして薪ストーブオーブンに。ストーブが十分熱せられていたので、30分ほどでしっかり煮込むことができました。
ごちそうさまでした。
明日もごはんがおいしく食べられますように。